蓮見七月の部屋から考察

部屋から考える社会・世間

エッセイ

炎上事件に見る私刑の正当性

昨今の炎上事件に対して思うトコロはありますか? つまり回転寿司店に赴いて、迷惑行為を働くと言った行為に対してです。 私としては炎上は炎上としてだけ捉えていますが、その後の私的制裁については好ましくないモノとして捉えています。 すでにインフルエ…

『アキハバラ@NIGHT』 ニートのてきとうエッセイ

殺人的な暑さの中、この街の人々は生きていた。 自分のしたい格好をして、堂々と確かに歩いていたのだ。 友人と食事をするため、私は夕暮れ時に秋葉原へと向かって行った。 駅に着いて降りるとすぐに、おや? と思った。普段見る他の街とこの街は何かが違う…

『ぼくはカラオケに行けない』ニートのてきとうエッセイ

ぼくは当然の様に女の子と話すのが不得意だ。 小さい頃から恥ずかしかった。少し大人になると怖くなった。 小さい頃、恥ずかしいと思ったのは女性というものについて知識が無かったからだろう。 大人になって怖いと思い始めたのは間違いなく母のせいだ。 彼…

現役ニートが考える人生設計

おはようございます。現役ニートの蓮見七月です。 今日は僕がぼんやりと考えている人生設計について話したいと思います。 ただ、自殺についての記述があるので、苦手な方や精神的に調子の悪い方は読まない方が良いかもしれません。 ネガティブな事を書いてし…

ウクライナ危機と日本人 ニートの考察

ウクライナが危機的な状況にあると報道されてしばらく経ちました。 ニートの僕が考察できるのはウクライナの状況や歴史ではなく、もちろんロシアの思惑や今後でもありません。 報道を受けた日本人のリアクションについてです。 報道に対する反応は主にYouTub…

ニートのてきとうエッセイ『地元の本屋に本が無い』

このタイトルは正直、誇張だ。 本が無いなら本屋じゃない。 何が置いてあるのか? 漫画やライトノベルだ。このジャンルも悪くない。作家の頑張りの結果だ。 業界全体の頑張りの成果かもしれない。 しかし、文学が少なすぎた。 特に日本で純文学と言われるも…

ニートのてきとうエッセイ『にじさんじ甲子園』

にじさんじ甲子園、見た? 8月13日から15日に行われた、YouTube上の配信「にじさんじ甲子園」 ”にじさんじ”という事務所に所属する配信者たちが、パワプロというゲームを使って野球をするこのイベント。 あまりの白熱に僕は筆を取った。 普段、僕は熱狂だと…

ニートのてきとうエッセイ『おれじゃん』

夜。スマートフォンが光った。 女の子の後輩からメッセージ。 「話しませんか?」 僕は、急いで返信した。 「いいよ」 それからベッドを抜け出して、ロフトへ隠れた。 この子とは際どい話をすることが、今までもあった。 性的な話。不道徳な話。世間を殴りつ…

ニートのてきとうエッセイ 『魔法の言葉』

人は人の言うことを聞かない。 音は理解しても行動には繋がらない。 それぞれ意思があるから。 命令に従わせるのは難しい。 上司の命令は絶対。 そんなの嘘だ。 罰が無ければ従わない。 上司に従っているのではなく、罰を与える権力 その後の人間関係に対す…

ニートのてきとうエッセイ『大縄跳び』

連帯。 結び連ねること。 連帯責任。 連帯で負担する責任。 広辞苑を引くとそうある。 つまり、結び連ねて負担する責任となる。 小学校の時から大嫌いな言葉だった。 正しいことをした人間が悪いことをした人間と共に裁かれる。 昔、先生があいさつをした。 …

ニートのてきとうエッセイ   『ごめんなさい歯医者さん』

ぼくは怒られた。 来週もう一度怒られる。 と、いうのも最近、歯医者に通っている。 僕の口の中には四本も親知らずがあるのだ。 歯の主はニートで親不孝。 口内では親知らず。 徹底して親に迷惑かけている。 それはともかく、通っている歯医者は女性が多い。…

ニートのてきとうエッセイ  『どうてい』

「童貞なんて早く捨てなさいよ。処女とは違うんだから」 こう言われた。後輩女子に言われた。 我ながら情けない。恥ずかしい。 年上なのに経験上の事で後輩にチクリと言われる。 年長者としてダメ。男としてもダメ。 さらりと言ってくれたが、事はそうカンタ…

ニートのてきとうエッセイ『はじまり』

はじまり 普通科高校は嫌だった。 勉強のできな自分がもう一度五教科に挑戦するなんて、馬鹿げている。 そう思った。 今思えばこの時から卑怯な逃げ方をする癖があったようだ。 この臆病のせいで、商業高校へ進学した。 学校は特別に綺麗でもなく、汚くもな…