蓮見七月の部屋から考察

部屋から考える社会・世間

ニートは緊急事態宣言が嬉しい!?

緊急事態宣言がでると嬉しい?

最近また、ウィルスが盛り返してきました。そこで首都圏の知事が共同で緊急事態宣言発令を政府に要請したそうです。

 

大声では言えませんが、ニートの僕はちょっと嬉しい。

 

緊急事態宣言が嬉しい。そういう表に出せない心情をちょっと考察してみようと思います。

良心を失ったタイプのニート、ひきこもり。

インターネットを見るとコロナが酷くなる様を肯定的にとらえているようなコメントを見かけることがあります。

 

僕が見かけたのはYouTubeのコメント欄だったと思います。

 

ユーザー名にそういうことが書いてあったんですよね。

 

これは一種の荒らしで、どこまで本気か分かりませんがそういうことを言う奴もいるくらいなのが現在です。

 

ニートの僕からするとちょっとだけ、気持ちは分かる。

 

人生が上手くいっていないと、世間に対して卑屈になるんですよね。

それで、世間の方が上手くいっていないと、すぐに駆け寄ってきて「ざまぁww」と吐き捨てるわけです。

鬱憤晴らしでしょうね。

憂鬱なのはいいけど、発散の方法が良くない。

 

こういう人たちにはそれ相応の支援が必要だと思います。あるいは心の安らぎ。それに想像力。

 

この発言で傷つく人が居るのではないか?逆に自分が批判されるのではないか?という想像力が欠けてしまっているわけです。

 

もちろんこんな発言はするべきじゃない。でもそうしたいと思ってしまうくらい鬱屈している人間がいる。ある種の社会問題ですね。

 

これがニートとか引きこもりのなかでも良心を失ったタイプ。

それに社会人でもイライラするとこういう事を言ったりするのかもしれません

 

こういう人たちも緊急事態宣言で喜ぶでしょうね。

状況が悪化することに喜びを覚えるわけです。

良心や想像力を維持できているニートやひきこもり

まぁ僕はこれに該当する。あるいはそう思いたいだけかもしれないですが……。

 

良心や想像力があれば緊急事態宣言サイコー。というようなことは言わないでしょう

 

ではなぜ内心では嬉しいのか?

 

外に出ないことが称賛される。

 

これに尽きます。

緊急事態宣言が初めて出された時のことを思い出してください。

 

いままで、ひきこもっていた人たちに突然、世間様から「ひきこもってていいよ」

そう言われたんです。

 

僕は正直嬉しかった。

普段は世間からはじかれてますし、劣等感を感じてるわけです。それがいきなり肯定された。

 

嬉しい。嬉しいまではいかなくても、ちょっと安心した。

 

そういうニートやひきこもりの仲間は居るんじゃないでしょうか?

 

逆を言うと緊急事態宣言が出される前は僕たちニートやひきこもりは否定され続けてきたわけですが……。

 

まぁ良心的なニートの心情はここにあると思います。

 

肯定されて嬉しい。あるいは否定されなくなった。

それで心が安らぐ。

だってみんな外に出ないんだもん。休んでいるんだもん。危ないんだもん。

 

普段ならただの言い訳なのに今回はちゃんとした理由があるんです。

 

『来世ではちゃんとします』という漫画があります。

その登場人物の中にメンヘラ風俗嬢の女の子がいます。

 

その子も緊急事態宣言がでるとちょっと安心した、という描写がありました。

 

やっぱり皆、どこか社会に否定的なところがあるんだなぁ。などと思って読んでいました。

 

そういう訳もあって、緊急事態宣言が嬉しいんです。

もちろん、心の中でちょこっと思っているだけですよ。

これが良心的なニートやひきこもり、その他の人種の心情だと思う。

 

緊急事態宣言に賛成。

他には緊急事態宣言を出してくれ!という考えを持った人間。

 

これは言うまでもなく嬉しいでしょうね。忸怩たる思いもあるかもしれませんが。

こういう人は前線で戦ってらっしゃる人だと思います。

毎日頭が下がる思いです。

 

緊急事態宣言が正しいのか、間違っているのか、効果があるのか、僕ごときには分かりませんが、こういう人たちのためにも予防を徹底したいと思っております。

まとめ

世間が恨めしい人間。世間に出ていない人間。緊急事態宣言に賛成の意思を持った人間。

 

表現の形はそれぞれでしょうが。この三種類の人間は緊急事態宣言が嬉しいでしょうね。