蓮見七月の部屋から考察

部屋から考える社会・世間

ニートが見るNHKスペシャル『若者たちに死を選らばせない』

2021年6月13日

NHKにて放送される『若者たちに死を選ばせない』の感想を書き込もうと思います。

 

自殺について触れる内容です。ご注意ください。

 

放送や、この記事を読んで、精神的に調子が悪くなるようでしたら、いったん離れることを薦めます。

 

 

 

ニートやひきこもりの人の中には自殺についた考える人も多いと思います。

ままならない人生に絶望したり、自分の失敗を許せなかったり、世間との軋轢に耐えられない。

そういう人は死について考えることもあります。

 

僕も、自殺を考えた時期があります。

手首にカッターを当てたり、ベルトで首を吊ろうとしました。

最近はそういう希死念慮はありませんが、死のうとした経験があります。

ですので、ぜひこの放送を見て、考えを深めたいと思います。

 

死にたいと思わせている原因。

どうすれば死以外の選択が取れるのか。

要因と選択肢を考えることが必要だと思います。

死なずに済むなら、死なない方が良い。そう思います。

 

本編開始。

10代20代の若者からの相談が多い。

NPO団体が相談に乗ってくれているのですね。最近はLineで話せるのも良くなってますよね。電話が怖いということがありますから。

 

警察と連携できてよかった。

なんで警察は動かなかったんだ!という事件ってニュースで結構ありますからね。
話を聞く側の人は警察と連携できてた方が良いですよね。

 

自殺の多い時間は意外にも早朝。

若者に限ると午後の三時から四時。

しんどい人は、この時間帯で辛くならないような対策ができると良いのかな。

たぶん、朝起きた時と、学校帰りですよね……。

 

やはりコロナ禍で自殺する人が多いようです。

救急搬送されてきた学生さんの動きが痛々しい。辛そうだ。

 

友人を作る機会は無いよね。

病院にもかかってなかったようですね。

僕は病院に通って良くなりました。もちろん生活上の事も変えましたが。

一つの選択肢として病院に行くというのを考えてもいいと思います。

 

自殺は減っているらしいです。

意外。

でも何万人も死んでいるんですね。先進国と言われる国に言いて死を選んでしまう。

そういうケースがまだまだ多い。

 

若者に限ると増えている。

なんでなんだろう?

 

中学生の自殺。

前日まで、普通の生活を送っていたようです。

本当に悲しい。気付くのも本当に難しい。

両親も本人も悲しかったんだと思います。

 

学校に行きたくない。

学校が辛いと本当の本当に行きたくないという人もいると思います。

サボりとか、だるいとか、嫌だとか、そういう次元じゃないんですよね。

 

学校は閉鎖的ですよね。

他に楽しめる空間があった方が良いのかもしれません。

ゲームでも、なんでも。

 

自殺の原因は特定困難。と言っていましたが、

困難。

その一言で終わらせてはいけない。

辛いけど推測して言って、分析しないといけないと思う。

無論、しかるべきところがやった方が良いと思います。

苦しい研究でしょうし、ご両親がやるには残酷すぎる。

 

専門家の分析が進む。

30万人の自殺を分析しているそうです。

個人情報はしっかり守られていそうです。限られた人しか見れないようになっている。

 

自殺の時間。

冒頭でも言っていましたが、集中する時間帯があるのですね。

 

若者は夕方や深夜も多い。

学生さんでしょうね。きっと。

学校終わりとか、辛くなる時ありますよね。

明日も学校あるのかよ。って

 

対策して翌朝のリスクを低減させる。

本当に水際のところでサポートしてくれているようです。

 

自殺の原因。

要因は多い。誰でも思いそうな事が原因になる。

みんな辛いよ。そういう事はあまり言わない方が良いのでしょうね。

これは自分にとっては辛いんだ。

そう言うことがあるでしょう。

 

やはり長期休み明けは多いそうです。

学校、行きたくない。

この言葉には注意して接した方が良さそうですね。

ぼくはもう学校に入っていないけど、親戚の子供とか、友人の子供とかが言うかもしれない。

覚えておいた方が良さそうです。

 

自殺の兆候

これに専門家でもないご両親が気付くのは本当に難しいでしょう。

ご両親を責めることは誰にもできない。

 

返事が返ってこないとか、ちょっとしたことが、あったんですね。

気付ければもちろん、いいけれど。かなり難しいと思います。

 

遺書を見ると、本当に繊細なんだなって感じます。

文章も大人びていて、しっかりしている。

 

残された友人も辛いでしょう。

もちろん、自殺した子が悪いわけではありません。

友人が悪いわけでもない。

だからこそ、本当にやるせない。

 

進路や成績は悩みに繋がりやすいですよね。

自己肯定感が下がるのは僕もかなり感じました。

ぼくなんかが勉強してどうなるんだろう?

もっと頭のいい奴はいるし。

もう嫌だ。

そう感じることもありました。

幸い僕は友人がいたから、一緒に遊んで発散。

あるいは誤魔化すことができたのかもしれません。

 

就職で悩んだ人が年末辛くなるのは分かります。

親戚の集まりとか辛い時、ありました。

あぁ。来年もあるのか。人生が続くのか。

そう思う夜もありました。

あるいは社会に受け入れられるのか。面接とか苦手だし。

そういう悪い想像が膨らみました。

今考えられる対策はやっぱり誤魔化す事かな。

抜本的な解決にはならないけど、しんどい夜を何とか誤魔化せる。

人によって違うと思うけど、音楽とか、テレビとか、YouTubeとか。

誤魔化してもいいと思う。死ぬよりはいい。きっと。

 

社会に出ることへの不安。

これは本当にある。ぼくがひきこもってるのも、死のうと思ったのもこれです。

社会。これが尋常でなく怖い。

何か言ったら怒られる。思ったことを言ったら怒られる。

出来なくても怒られるし、出来過ぎても怒られる。

そういう不安がある。

 

生きづらさ

相談できない、漠然とした不安。

ちょっとずつ嫌な事とか、うん?と思うようなことが重なってくるんですよね。

自己肯定感の低下も響いてくる。

繊細な人はもっと辛いと思う。内側に、自分の内面に積み重なっていく事が多いから。

いろんなモノを拾っちゃうんだと思う。

あれ?これっておかしくない?とか。

僕は悲惨なニュースを見るだけで辛くなることがあります。

テロとか紛争とか、いじめとか。

自分と同じ県で起きてることじゃないんですよ。もちろん。

なのに辛くなる。

 

傾聴

これは話を聞く側の人のためのお話ですね。

とにかく聴く!

アドバイスとか、否定ではない。

とにかく聴くという方法です。

僕の両親は聞いてくれなかったな。こういう方法が広く知られるのはとてもいいことだと思います。

小さな声を拾える可能性が上がります。

 

報道について。

自殺についてのニュースがめちゃくちゃ増えることってありますよね。

当然、ネットの記事とかを書いている人はアクセスが欲しいから、過激に書いたりするわけです。

あたかも自分は知ってるよ!

みたいな書き方をする。

こういうのは自主的に避けていいと思います。

どうせたいしたこと書いてないです。売文家も多いのでしょう。

ネット断ち。

防衛手段としてアリです。

ニュースとかも気を使って報道してくれるようになるのでしょうけど、ネットの方が酷い気がします。

無法地帯ですからね。

しんどい時はネットから離れていいです。

 

休んでいい。立ち止まっていい。

こう言ってくれたら僕も助かったな。

僕は病院に通って薬と自問自答でなんとか状況は改善しているけど。

もちろん難しいことだと思う。

休んでいい。

こう言うこと言うのは責任が重いから。

休んだ結果もっと悪くなるかもって思う。

でも休んでいい。

これは間違ってないと思う。

だってバリバリ働いている人も休むもん。

休みは必要だから。

休んでいい。

この言葉自体は間違ってないかな。

 

まとめ

今回、放送を見て分析が進んでいることは分かりました。

頑張って助けようとしてくれている人が居ることも。

でも、死について考えるのは個人だから。どうしても後手には回りそう。

だからこそ今回の放送で出た、分析を活かした方が良いと思います。

 

早朝や下校後、深夜。

このあたりは、ちょっと注意しようとか。

報道やネットから遠ざかるとか。

周りにちょっと怪しい人が居たら、声を掛けるとか、話を聞くとか。

これはとても難しいし、聞く側も専門家じゃないから、ヤバイ!と思ったら絶対に大人や専門家に話を振った方が良いです。

自分たちでため込む。というのは得策だとは思えません。

かならず専門家。かならず大人。かならず誰かが居ます。

あと、SNS上には怪しい人もいますから、そういうのには引っかからない。

プロの方がいるはずです。安心できるホームページなどからアクセスした方が良いと思います。

 

本当に自殺の原因って複雑で、放送を見てもこれだ!という解決策は出てないように思います。

誰が悪いとかそういう単純な話じゃないんですよね。

本当に難しい問題です。

状況がよくなることを祈ることしかできません。すいません。

どうか、悩んでいる人が死という選択を取りませんように。

他人ながら祈ります。

また、放送で取り上げられていた自殺した方々。

他人ではありますが、本当にご冥福をお祈りいたします。

これくらいしかできなくて、ごめんなさい。

 

くどいようですが、本当に辛い人は専門家にアクセスしてください。

放送上でもQRコードからアクセスできたようです。

 

これで感想を終わります。読んでくれた方、ありがとうございました。